戦場カメラマンも警鐘!被害は過去最多、都市部に出没!人食いクマから「命を守る」5か条 (2/2ページ)

日刊大衆

県内全域でクマが出没し、人身被害も、年間最多を更新し続けている福島県の自然保護課職員は、こう言う。

「いきなり目の前で遭遇してしまった場合、地面にうつ伏せになって、頭と首筋を両腕で抱え込んで、クマが立ち去るのを待つしかありません。怖いですが、素手では到底、戦えません」

■冬眠に入るはずなのに…

 ところで、クマはこの時期、冬眠に入るはずでは?

「福島県の内堀知事が4日の定例会見で、“12月は冬眠するはずだが、今年は依然として目撃情報が多い。生ごみを放置しないように”と異例の注意喚起を行いました」(地元紙記者)

 この状況を前出の田口教授は、こう説明する。

「クマは、空腹のまま冬眠したら死んでしまうことを理解しています。餌のドングリの凶作も手伝い、冬もうろつく“穴持たず”と呼ばれるクマが出ているんです。自分の縄張りからはみ出したクマで、必死に餌探しをしているわけです」

 前出の横田氏の「餌を食べているときは危険」との証言と照らせば、穴持たずの恐怖が分かるはず。対策はあるのだろうか。

■熊スプレーの使い方

「熊スプレーは有効ですが、消火器のように腰を据えて目の前のクマの顔目がけて噴射しないと、効果がありません。スプレーで対決するしかない場合は、クマと目が合っても、ビクビクしないこと。クマは顔つきを観察しています」(前同)

 林業の縮小や炭焼き職人が減ったことで、「猟師の数も北海道は全盛期の4分の1程度」(横田氏)だとか。人間が都市部に集中したことで激増したクマ。今後も被害は増えそうだ。

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