「極楽は 敵を倒した その先に」徳川家康が詠んだ味わい深い和歌5選を紹介 (4/5ページ)
これを農民が言い伝えているというのは、もしかしたらオフレコだったのかも知れません。
公の場ではこんなこと言えないけど、遊びに出た先でなら……そんな気のゆるみが出ているのでしょうか。
まったく役人ってヤツは……松の木は ものゝ奉行に さも似たり
曲らぬやうて 曲り社(こそ)すれ※在京時、北野の松原に渡御した折に詠んだ歌
【意訳】松の木は、役人に似ておるな。どれほどまっすぐにしようと努めても、気づけば曲がってしまうようだ。
……曲がらぬ松がないように、不正をしない役人はいない……そんな家康のぼやきが聞こえるようです。
まぁ、あまり真っすぐ過ぎても周囲と衝突が絶えなさそうですし、ある程度は周囲に合わせて曲りながら協調していく姿勢を許してあげて下さい。