「鉄の肺」ポリオを治療するために用いられた医療機器。現在もそれで命をつないでいる人も (5/6ページ)
このカラーを製造できるところが見つからないことが、今、人生でもっとも恐ろしいことなんです」
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使用中の「鉄の肺」 (1960年) / image credit:public domain/wikimedia
ポール・アレクサンダーさんのケース
そしてもう一人、テキサス州で暮らすポール・アレクサンダーさん(74歳)も鉄の肺で命を繋いでいる1人だ。
1952年、6歳のときにポリオに感染したポールさんは、麻痺により呼吸困難となり緊急気管切開手術を行い、鉄の肺に入った。
首から下が完全に麻痺してしまったポールさんだが、厳しいリハビリを乗り越え、舌咽頭呼吸(ぜついんとうこきゅう)ができるようになったが、寝るときはやはり鉄の肺に頼っていた。
出席せずに高校を卒業し、大学に入り、車いすで活躍する弁護士になったポールさんだが、現在は再び24時間、鉄の肺に入っている。
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The Last Few Polio Survivors – Last of the Iron Lungs
ポールさんは2024年1月現在も鉄の肺で治療を続けており、自身のTikTokでその様子を公開している。鉄の肺での治療は72年目となったそうだ。