がんにならない体を作る黄金「生活習慣」20 (2/5ページ)
前出の水上氏は、牛、豚、鶏などすべての肉類の摂取量は、1週間に500グラムほどを限度にしているという。そのため、肉を食べる日は週1日以下に抑えているというのだ。
「もともと、日本人は肉を食べる習慣がありませんでしたが、食生活の欧米化が進んで食べるように。でも、日本人の体は肉を消化しづらいんです。だから近年、大腸がんや前立腺がんになる日本人が増えました。肉の摂取を抑えるぶん、発がんリスクを減らす、DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸が豊富な魚を食べてください」
さらに、前出の岡田氏は、特に焼肉はできるだけ控えるようにと助言する。
「長時間、肉を高熱で調理すると、ある種のアミノ酸が“発がん物質”に代わります。その点、しゃぶしゃぶはお湯処理で100度を超えないからいい。また魚肉は、高温処理しても、肉にある発がん物質を含まないので大丈夫です」(岡田氏)
■塩分の多い食事に注意
また、塩のとり過ぎは、腎臓病や高血圧の原因だけではなく、がんのリスクも高めるという。
「塩分の多い食事をとり続けると、胃の粘膜が繰り返しダメージを受け、胃がんになりやすいんです。極論すれば、胃がんの原因は、ほぼ100%塩分と私は考えています」(前同)
その証拠に、米国ではかつて保存目的で塩漬けした肉を食べることが多く、当時は全がんの中でも胃がん患者がトップだったが、冷蔵庫の普及で現在は、劇的に減少したのだという。
「塩分の摂取は、1日10グラム以下に。みそ汁は野菜摂取などのプラス効果が大きいので毎日飲んでもいいですが、減塩みそに替えましょう」(同)
■ナッツ類に付着するカビ
また、『がんにならないのはどっち?』(あさ出版)の著書もある、『秋津医院』(東京都品川区)院長の秋津壽男氏が注意を促すのがナッツ。