がんにならない体を作る黄金「生活習慣」20 (4/5ページ)
国立がん研究センターが発表する、“がんを遠ざける5つの健康習慣”では、イの一番に、禁煙が挙げられている。
「毎日ひと箱のタバコを20年間吸うと、肺がんのリスクが約5倍と言われています。ただ、70歳以上は、禁煙のストレスによるデメリットのほうが大きいので、気にする必要なし」(前出の水上氏)
●日本酒半合なら
また、飲酒は、適量なら問題ないという。 “酒好き医師”としても知られる、前出の秋津氏によると、「お酒をまったく飲まない人に比べて、1日15ミリリットルの飲酒をする人は、がんの死亡率が下がるとのデータがあります」
15ミリリットルのアルコールは、日本酒でいえばおよそ半合にあたる。
「もし、それだけでは我慢できなければ、日本酒なら1日1合、ビールなら大瓶1本が目安。過度な飲酒を控えてください」(前同)
■アルコール40度以上のスピリッツは避ける
その際に注意したいのは、酒の種類だ。
「アルコール40度以上のスピリッツ(蒸留酒)は、粘膜を刺激して、食道がんなどのリスクを高めるので避けましょう」(同)
また、飲酒による体調の変化にも目を向けたい。
「飲んだ翌日に下痢になる人は、すい炎の疑いがあり、ひいてはすい臓がんの可能性も。
また、“ある日突然、酒が飲めなくなった”“酔うのが早くなった”という人は、内臓が危険な状態だと、体が緊急信号を出しています。すぐに病院へ」(同)
■薬も過ぎれば毒になる
同じく、飲みすぎ厳禁なのが、栄養サプリメント。健康のためにと飲んでいる人も多いが、薬も過ぎれば毒になるのだ。
●鉄分やベータカロチン、ビタミンEなどの栄養も
「鉄分サプリを日常的に過剰摂取すると、鉄分が肝臓にたまって鉄肝症になり、肝臓がんのリスクを高めます。
その他、ベータカロチン、ビタミンEなどの栄養も、とりすぎはNG。