史実にはない?清少納言との出会い。大河ドラマ「光る君へ」2月11日放送の気になるトピックを振り返り! (5/6ページ)
微之が字になります。
二人は若いころからコンビを組んで「新楽府(しんがふ)運動」を展開しました。ざっくり言うと「堅苦しい作法に縛られた漢詩は心に刺さらない。シンプルだけどエモーショナルな漢詩を創ろうぜ!」と言ったところでしょうか。
また若いころの二人は実に尖っており、社会を諷刺したり政治を批判したりと激しめな作風(諷喩詩)が目立ちました。
しかし壮年から晩年にかけては丸くなったのか、日常のささやかな喜びや楽しみを主題とする閑適詩にシフトしていきます。
激しく生きることは、誰でもできるわけではありません。しかし生命ある今を喜び、四季折々の情緒を味わうことは特別な才能を必要としないのです。
彼らの感性は海を越えて日本でも流行し、紫式部や清少納言の文学に大きな影響を与えました。
もしかして、ききょうがまひろにちょっかいをかけたのは「同じ趣味を持つオタクを見つけた」喜び余ってのことだったのかも知れませんね。
在天願作比翼鳥
在地願為連理枝※白居易「長恨歌」より
【意訳】天にあっては比翼の鳥たらんと願い、地にあっては連理の枝たらんと願う。
どっからどう見ても陰キャ(まひろ)と陽キャ(ききょう)の組み合わせ。今後二人は、元白(元稹と白居易)のように無二の親友となるのか、それとも……。
凸凹コンビの今後が楽しみです!
ちはやぶる神の斎垣も越えぬべし 恋しき人のみまく欲しさに