桑田佳祐、渡辺謙…「がんに勝った有名人」絶望の瞬間&生還の軌跡 (3/7ページ)
夜になると、死が目前なんだと涙がポロポロ出るんですよ」
こんなとき、ふと思い出したのが、20年以上師と仰いできた萩本欽一(82)の言葉だった。
「人生は幸せと不幸が交互にやってくるんよ。不幸を嘆いて落ち込んでもいいけど、その不幸を拒絶しないで、しっかり受け止めなさい」
悲しみの中、この言葉で「がんも自分の細胞だ、よし治療に専念しよう」と気持ちを切り替えたという。
■保険の重要性
05年2月の手術は左の腎臓とリンパ節の切除、加えて肺の肋骨を2本切断する大手術となった。術後の痛みをこらえながら、病院内ウォーキングなどのリハビリをこなした。
「タバコをやめて酒も控えました。運動もしっかりやるようになったんですよ。それに気持ちを上げるため、退院すると、部屋中に“元気になって○ ○をするぞ~”なんて張り紙を掲げたものでした」(小西氏)
病魔を完全に振り切った小西氏は、「がんにならないためには検診をしっかり受けること、がんになったときに困らないように、がん保険に入っておくこと」を勧める。
「手術代はけっこう高額です。僕も、たまたま保険に入っていたおかげで、なんとか対応できました」(前同)
■野口五郎は内視鏡で手術
ともに67歳の野口五郎と桑田佳祐は、野口氏が18年に、桑田氏が10年に食道がんになった。
「野口さんは内視鏡で手術を受けて4日後に退院。