史上最大規模の超大質量ブラックホールの宇宙地図を公開 (3/4ページ)
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モルワイデ図法を使用して表示された、銀河座標でのクエーサの天空分布地図。パネル (a) は、より信頼性の高い赤方偏移を備えたバージョンであるG
この地図は、だんだんと膨張する宇宙についても教えてくる。例えば、クエーサーの位置を宇宙でもっとも古い光と比べてみるのだ。
この「宇宙マイクロ波背景放射」は、地球に届くまでに、その途中にある暗黒物質によって曲げられる。
だから、地図と宇宙マイクロ波背景放射を見比べてみることで、暗黒物質の分布を推測できる。これが宇宙の膨張を理解する手がかりになる。
ストーリー=フィッシャー氏は、「この地図が新しい科学を後押ししてくれるのは、胸が躍りますね」と話す。
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世界中の研究者が今、このクエーサーの地図を使って、コズミックウェブ(銀河をつなぐダークマターやダークエネルギーの網目構造)が生まれるきっかけとなった初期密度の揺らぎ、超空洞(宇宙を巨視的にみたとき、銀河がほとんどない領域)の分布、宇宙を通過する太陽系の運動まで、あらゆることを調べようしているそうだ。
この研究は『The Astrophysical Journal』(2024年3月18日付)で発表された。