白亜紀前期の恐竜の足跡の近くに人間が刻んだ岩面彫刻が発見される (4/5ページ)

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つまり、彫った者の思慮深さがうかがえる

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恐竜の足跡と岩面彫刻が近接したブラジルの遺跡 / image credit:Troiano et al., Scientific Reports, 2024・恐竜の足跡をつぶさずに岩面彫刻を刻んだ理由
 セロテ・ド・レトレイロに古生物学と考古学が驚くほど見事に並んでいる事実は、植民地化前のブラジルの人たちが、恐竜がなんたるかを知らなくても、その化石を残そうと配慮し、それを積極的に自分たちのグラフィック表現に取り入れて、文化的アイデンティティを確立するのに役立てたことを示しているという。

 研究者たちは、これら貴重なアートがこれ以上風化しないために早急になんらかの措置をとることを求め、このユニークな遺跡を末永く鑑賞できるよう、その保護を主張している。

この研究は『 Scientific Reports』誌(2024年3月19日付)に掲載されている。

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