重力波が人間に生命をもたらしただと?詳しく聞こうじゃないか (1/5ページ)
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時空を波紋のように伝う「重力波」が、私たち人間の存在を可能にしたのかもしれない。
重力波とは、宇宙にある巨大な物体が動くことで生じる時空のさざ波のことだ。アインシュタインの相対性理論によって予言され、2016年にようやく検出された興味深い物理現象である。
ロンドン大学キングス・カレッジの研究チームによると、今私たちがここに存在できるのは、この重力波のおかげなのだという。
ちっぽけな地上の人間とはまったく縁がなさそうな重力波が、私たちを存在させているとは一体どういうことなのか?詳しく見ていこう。
・人間の生命に不可欠な要素はどこからきたのか?
人間の体は、ほとんどが水素・炭素・酸素でできているが、それにくわえて各種の微量元素も混ざっている。
そうした人間の材料のうち原子番号34以下の元素は、超新星の爆発によって合成され、宇宙全体にまき散らされた。
だがそうでないものもある。たとえば、甲状腺で作られる主要なホルモンに必要となる「ヨウ素」や、組織の発達に必要となるコラーゲンの足場に使われる「臭素」だ。