妖怪まんがの巨匠・水木しげるの絵には元ネタが!『ゲゲゲの鬼太郎』登場キャラたちの由来を紹介 (3/4ページ)
これについては、インターネットで検索すると、元ネタを調べた人が書いた調査報告レポートがいくらでも見つかるので、気になる方は調べてみるといいでしょう。
そのひとつの事例として面白いのは、有名な『ゲゲゲの鬼太郎』のキャラクターたちを描くにあたり、水木は何を元ネタにしたのか、という点です。
ゲゲゲの鬼太郎と言えば知らない人はいないと思いますが、主人公である鬼太郎の周辺には、彼をサポートしてくれるメインの妖怪たちがいますね。例えば子泣き爺、砂かけ婆、ぬりかべ、一反木綿、あとはねずみ男に猫娘などがあげられます。
実はこのうち、子泣き爺、砂かけ婆、ぬりかべ、一反木綿は柳田國男の『妖怪談義』という著作で紹介されている、もとは民間伝承で名前のみが伝わっていた妖怪たちです。そしてねずみ男と猫娘は、水木のオリジナル創作妖怪です。
一方、鬼太郎の敵キャラである妖怪にもおなじみの連中がいますね。まくら返し、雪女、おとろし、ぬらりひょん、牛鬼…。実はその多くは、江戸時代の絵師である鳥山石燕が描いた『画図百鬼夜行』が参照されています(それ以外のものや、水木の創作妖怪もいます)。