教科書が変わる大発見!?「山城国一揆」椿井家の古文書群に注目集まるが…偽書、創作の可能性は? (2/4ページ)
書状には新守護・伊勢氏の着任後も国人たちは一定の勢力を維持したことが記されていました。
中には敵対勢力へ間者(スパイ)を送ったことなどが書かれており、通常ならば記録されない戦時の緊迫感が伝わってきます。
ご先祖様の活躍に胸を躍らせながら、書状を写した?椿井家の子孫たち(イメージ)
「通常残しておかない戦時の細かい情報伝達で、現代なら(無料通信アプリ)『LINE』で交わすような内輪のやり取りと言える。椿井家が国人たちの中核であったことを示すものとして残されたのでは」
「戦国期の文書がまとまって見つかること自体珍しく、山城国一揆についても新出史料がほとんどなかった。100点以上も出てきたのは奇跡に近い。この古文書で研究は進むだろう」
※報道より、馬部教授のコメント。
また、今回の発見について、呉座勇一(ござ ゆういち)国際日本文化研究センター助教も期待の声を寄せています。
「自治の当事者が書いた点で貴重だ。分析が進んで、彼らの自治運営の内容がより明らかになれば、戦国期の一揆の研究に役立てられる」
「伊勢氏に攻められたことで自治は消滅したと考えられていた。だが、国人の連合が緩やかに続いていたことがわかるので、教科書に書き加えられる可能性もある」
※報道より、呉座助教のコメント。
教科書の内容が変わるかも知れない発見に、各方面から期待の声が高まっているようですね。