SF映画みたい!木星の衛星イオでガラスのように反射する溶岩湖を発見 (1/3ページ)
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木星の衛星「イオ」は、太陽系でもっとも火山活動が活発な天体だ。NASAの木星探査機「ジュノー」がこの衛星に大接近したところ、まるでガラスのように光を反射する滑らかな溶岩の湖が見つかったそうだ。
2023年12月と2024年2月のフライバイで、ジュノー探査機はイオの地表から1500kmまでの距離まで接近し、その北半球にズームイン。
こうした最近の調査では、イオの火山や光を反射する溶岩湖のほか、木星の北極に渦巻くサイクロンなど、驚くべき風景が目撃されている。
・木星の衛星イオのガラスのような溶岩湖と火山
イオは、木星の第1衛星である。4つのガリレオ衛星の中で最も内側を公転する衛星である。太陽系の衛星の中で4番目に大きく、また最も高密度の衛星である。
ジュノー探査機の主任研究者スコット・ボルトン氏は、「イオには火山がたくさんあり、そのうちのいくつかを捉えました」と、NASAのプレスリリースで説明する。
ジュノー探査機に搭載されたマイクロ波放射計は、火山のほかにも「ロキ・パテラ」と呼ばれる長さ200kmの溶岩湖のクローズアップも撮影している。
それはきわめて詳細なもので、その真ん中に浮かぶ島のくわしい姿まで私たちに伝えてくれる。
驚くべきは、この溶岩湖からの反射が、そこがガラスのように滑らかであることを示唆していることだ。それは地球で言うなら、ガラス質の黒曜岩(火山岩の一種)に似ている。