藤原道隆の死により中関白家の没落が始まる…大河ドラマ「光る君へ」4月28日放送の解説・振り返り (3/6ページ)
自分が人間なのか蝶々なのか分からなくなってしまったが、どちらかという区別はあるものだ。
……何だか寝起きの頭で話を聞いているような気分ですね。
だから何だ早く目を覚ませ、と切り捨てなる一方、何か考え込んでしまいそうな余韻も残ります。
単なる戯言なのか、それとも底知れぬ奥深さがあるのかも知れません。
道長との交情は夢だったのか、あるいは道長と一緒な自分が孤独な夢を見ているだけなのか……。
そんなことを思いながら、まひろは『荘子』を書写していたのかも知れませんね。
伊周の妾・光子とは?
隆家「あっ、西洞院。前太政大臣、三の君だ」
伊周(無言でうなづく)
隆家「光子様。ハッ……それはまた……」※NHK大河ドラマ「光る君へ」第17回放送「うつろい」より
父・道隆の醜態を見るに見かねた藤原伊周(三浦翔平)。かと言って家に帰れば子供の夜泣きがうるさいとのこと。
面倒な育児は全部女性に丸投げ。いい感じに視聴者のヘイトを溜めていますね。
そこで逃げ込もうというのが、京極の女でも堀川の女でもなく、三の君でした。
西洞院(にしのとういん)に住む光子(みつこ)とは、前太政大臣・藤原為光女(ためみつのむすめ)です。
※光子は創作の役名。為「光」の娘(子)だから光子なのでしょう。
藤原為光は道長の叔父に当たるため、この光子は道長の従妹。藤原斉信(金田哲)の姉妹でもあります。