平安時代の貴族たちの日記『御堂関白記』『小右記』『権記』タイトルはどのようにつけられた?【光る君へ】 (3/4ページ)
『権記』のタイトルは、藤原行成の極官(ごくかん。生涯最高官職)である「権」大納言に由来します。
別名を『権大納言記』『行成卿記(こうぜいきょうき)』とも言いました。行成の名前を「ゆきなり」でなく有職読みの「こうぜい」とするのが奥ゆかしいですね。
行成が一条天皇の御代に蔵人頭としてそば近く使えた様子が詳しく記録されています。
当時の政権運営や朝廷の儀礼などを知る上で一級史料として重宝されてきました。
道長の全盛期を知る上でも絶好のテキストとなっているので、ぜひ読破したいですね。
