アパートで166匹の犬猫を飼っていた女性、ノア症候群と診断され今後ペットの飼育を禁止される (2/4ページ)
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image credit:photo AC(画像と記事の内容に関連はありません)
どうしてこんなことになってしまったのか。もともとは2018年に、親が飼っていた犬と猫3匹ずつを引き取り、その後廃墟に住み着いていた約30匹の猫たちをアパートに連れ帰ったと、女性は捜査員に語ったそうだ。
きちんと世話ができないとわかっているのに、なぜ飼い続けたのかと尋ねられたカップルの女性は、次のように答えたそうだ。
彼らを捨てたら、自分が見捨てられたと感じてしまうから。・ゴミ屋敷症候群の動物版「ノア症候群」と診断される
この68歳の女性に対しては精神鑑定が実施され、「ノア症候群」との診断が下された。これは動物に執着し、次から次へと異常な数の多頭飼育をしてしまう精神疾患のことである。
いわゆる汚部屋を作り出してしまう疾患に「ディオゲネス症候群(DS)」あるいは「ゴミ屋敷症候群」と呼ばれるものがある。こちらは物を溜め込んでしまう行動障害で、強迫性障害の一種と考えられているそうだ。
ノア症候群とはこのDSが物やゴミではなく、動物たちを対象に現れたものだと考えればいいだろう。この「ノア」とは旧約聖書に登場する、たくさんの動物たちを集めた「ノアの箱舟」にちなんでつけられたものだ。
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不要な物を溜め込んだ場合、最悪すべて捨てればいいが、これが動物となるとそう簡単にはいかない。
一匹一匹に適切な治療をしたり、信頼できる引き取り手を探したりする必要があるし、餌代だって当然必要だ。本人は動物たちを「愛している」つもりでも、結果的に虐待を伴うケースも多いらしい。