カッコウの托卵が、新種を次々と生み出す理由 (1/5ページ)

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カッコウの托卵が、新種を次々と生み出す理由
カッコウの托卵が、新種を次々と生み出す理由

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 生物の進化は様々なプロセスを辿りながら、遺伝的形質が変化していく。では新しい種はどのようにして生まれるのか?なぜ地球上にはこれほど多くの種が存在するのか?

 その理由の1つとして、食う者と食われる者、利用する者と利用される者との生存戦略がある。カッコウは他の種の鳥を利用し、巣に卵を産んでヒナを世話してもらう「托卵」をすることで知られているが、ここにもその生存戦略がある。

 カッコウのヒナは、仮親となる鳥のヒナそっくりに姿を変える。そしてまた利用される側の鳥も、カッコウを見破れるようヒナの姿が変化していく。

 こうして、カッコウも、仮親になる鳥も、次々と新種や亜種が誕生しているのだ。

・カッコウが新種の発生を促すプロセスを研究
 オーストラリア国立大学のナオミ・ラングモア教授らの研究チームでは、托卵というユニークな習性のあるカッコウを事例に、新種が誕生するプロセスに迫っている。

 カッコウは自分の卵を別種の鳥の巣に産みつけ、その鳥(仮親)にヒナを育てさせる「托卵」をすることで知られている。

 一方、カッコウにヒナを押し付けられる鳥は、都合よく利用されないよう、カッコウのヒナを見分けやすいよう対抗手段を身につける。

 するとカッコウも負けじと、利用する鳥そっくりに擬態できるヒナを生み出す。その末に誕生するのが新種だ。
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