恐ろしい捕食者だった。1億年前の巨大な翼竜の化石がオーストラリアで新たに発見される (2/3ページ)
失われた海を「エロマンガ海」という / image credit:Geoscience Australia・上空からタコやイカ、魚を狩る恐ろしい捕食者だった
ハリスキアの化石は、オーストラリアで2例目となる翼竜の骨格で、最初のもの(フェロドラコ)の2倍の骨が残されていた。
完全な下顎、上顎の先端、43本の歯、脊椎骨、肋骨、両翼の骨、脚の一部といった骨は、ハリスキアの生前の姿を教えてくれる。
たとえば肩などの骨がくっついていることから、このハリスキアはもう大人だったと考えられている。
また力強い筋肉質の舌を支えていたと考えられるスパゲッティのように薄い舌骨や、上下がうまくかみ合う円錐形の歯は、彼らの食べ物を知るヒントになる。
ハリスキアを含め、これまでオーストラリアで発見された翼竜は「Anhangueria科」の仲間で、主に魚を食べて生きていたとされている。
それを裏付けるように、エロマンガ海に堆積していた岩石からは魚の化石や、「ベレムナイト」というイカのような頭足類の化石がよく発掘されている。
ハリスキアの長い舌骨や歯は、こうした獲物を食べるのに便利だっただろう。
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化石を発掘するケビン・ピーターセン氏/Krokosaurus Korner・化石に対する情熱が発見につながる
なおハリスキアの発見者ケビン・ピーターセンが翼竜の化石を発見したのは、それが初めてではい。
その数年前、リッチモンドを観光で訪れたときにも素晴らしい化石を見つけているのだ。そして彼の発見がきっかけとなって、そこからはその後もさらに多くの翼竜の化石が発掘されている。