「トイレに行くと、前には集団で並ぶ30代ぐらいの女性たち。『もれちゃう~』と泣きそうな娘をあやしていたら...」(神奈川県・40代女性) (2/4ページ)
途中に小学校低学年くらいの女の子が1人並んだので、8人待ち。中のトイレは2つ。
終わった...と思いました。
「もれちゃう~~」と泣きそうな末っ子を、自分も泣きそうになりながらあやし、ひたすら順番を待ちます。

私たちの3人前に並んでいた小学生がやっとトイレに入ったのですが、その子は扉も閉めず一瞬で出てきました。
どうしたのかな?と思っていたら私たちの方に来て、
「先に入りますか?」
と声をかけてくれたのです。
自分の番なのに小さい子を気にしてくれて出てきてくれたなんて、しかも大人ではなくこんな小さい子が譲ってくれると思わなかったので、とても驚きましたし、とても嬉しくて、私はついに涙腺が崩壊しました。
「あんなふうに育ってほしい」
折角の御好意に甘え「有難う!」と声をかけ、先に入らせて貰いました。
おかげで末っ子は漏らす事もなく、無事にトイレを済ませられ、後で改めて小学生にお礼を言いました。
「自分も早くしたかっただろうに、小さい子に譲ってくれて有難う、とても助かりました!」
その子は「はい」とだけ言って去って行き、なんて格好良いんだろう、うちの子たちもあんな風に育って欲しいと感動しました。

急いで上の子たちのところに戻ると、涙目の私を見て「あ、間に合わなかった?漏らしちゃったの?」と言うので、今あった素敵な出来事と涙のわけを話しました。
今思い出しても、胸が熱くなります。