【森川葵インタビュー】20代最後にやりたい“諦めがつかない”こととは? エッセイ集に詰め込んだ思い (4/5ページ)
何かあった時は誰かが助けてくれると思います」
■じんせいに諦めがつかない私たち
エッセイをきっかけに、色々と考えてみると、人生は思いのほか諦めがつかないことだらけなのだと改めて気づかされた。普通のOLだけど、本当は好きなことで生きてみたいなとか、婚活中で理想の人がなかなか見つからず現実を見始めているけど、本当はハイスペイケメンにハリーウィンストンの指輪でプロポーズされたいなとか。
表の自分とは裏腹に、頭では捨てきれない理想をぐるぐると妄想していたりして、意外にも多くの人が人生に諦めがついていないのだろう。でも、アラサーになると「もう諦めなよ」とか「現実を見な」と言われることが一気に増えてくるのである。
そんな“じんせいに諦めがつかない”人へメッセージを求めると、森川さんは「諦めなくていいんじゃないかなと思いますよ。だからこそ私は今回『じんせいに諦めがつかない』というタイトルにしてるんです」と背中を押すような言葉をくれた。
「諦めちゃったら自分が楽しくないし、諦めない方が自分が楽しいと思うんです。実際にかなえばすごく幸せだし、かなわなかったら『上手くいってないな、自分の人生』って思うけど、諦めないことこそ、人生なんじゃないかなって。諦めちゃったら楽しくなくなっちゃうと思うんです。悩みすらも楽しめるような生き方が良いなって思います」
最後に、そんな森川さんが20代最後となる年にやりたい、“まだ諦めがつかないこと”について聞いてみると、目を輝かせながらこう話してくれた。
「いろんな人と出会ってコミュニケーションを取りたいですね。ワイルドスピードバラエティをはじめたくらいから、“時間がもったいないかも!”って思うようになってきたんです。だんだん体力もなくなっていくし、時間って無限じゃないなって気づき始めたので、尊敬できる人に出会って、話を聞いて、まだまだ自分っていろんなことできるなって感じたいです」
子どもの頃は「諦めないで!」と言われることがほとんどだったが、大人になると“諦めがつかないこと”はどこか往生際が悪いように見られることも増えてくるように思う。