フロリダのサボテン種が絶滅、アメリカ初となる海面上昇の犠牲者に (1/4ページ)
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image credit:Luke Padon / WIKI commons CC BY 4.0
アメリカ、フロリダ州に自生していたサボテンの希少種が完全に姿を消し、米国内のものは全て絶滅した。
”局所絶滅”が確認されたのは、「キーラーゴ・ツリーカクタス(Pilosocereus millspaughii)」という種だ。カリブ海のいくつかの島にはまだ生息している。
アメリカで、海面上昇による植物の絶滅事例はこれが初めてだという。
・希少なサボテン種、最後の6本がついに絶滅
キーラーゴ・ツリーカクタス(Pilosocereus millspaughii)は、サボテン科の顕花植物の一種で、フロリダ、バハマ、キューバ、ハイチ、タークス・カイコス諸島が原産だ。
現在も、キューバ北部やバハマ諸島の一部を含むカリブ海のいくつかの島々に生息しているが、米国内ではフロリダ州南部の群島フロリダキーズでしか見られなかった。
2021年まではおよそ150本あったキーラーゴ・ツリーカクタスだが、海面上昇に対して特に脆弱で。海水の浸入・嵐や高潮による土壌浸食が最も大きな要因となり、さらには動物の食害によって激減した。