今さら聞けない……毎年もらう「住民税決定通知書」の見方を解説 (1/3ページ)
今回のお悩み「毎年もらう住民税決定通知書。見方がよく分からない!」
毎年5月~6月に住民税決定通知書をもらいますが、正直なところ、見方がよく分かりません。どこをどう確認したら良いのですか?(20代/企画職)
■住民税決定通知書に書かれていること
住民税(個人住民税)は昨年度の所得で決まる「所得割」と、定額で課税される「均等割」があります。所得には、会社からもらうお給料の他、不動産を貸している方は不動産所得、退職により勤務先から受ける退職手当といった退職所得などが含まれます。
住民税決定通知書のフォーマットは自治体によって異なりますが、書かれている内容は概ね共通しています。自分がどれだけ所得があり、どれだけ住民税を納めているのか、どんな控除を受けているのか、ということが分かります。
◇納付額
納付額は所得割と均等割を合算した金額です。前年の所得に応じて算出され、翌年の6月から1年間で納付する金額が書かれています。この6月頃に来た住民税決定通知書は、昨年の1月から12月までの所得(収入)が反映されたものです。
◇所得
前年のすべての所得金額の合計がまとめて記載されています。
◇所得控除
所得に対して認められている「所得控除」がまとめられており、基礎控除や配偶者控除、扶養控除などの人的控除と、社会保険料控除や医療費控除、寄附金控除、小規模企業共済等掛金控除、生命保険料控除や地震保険などの物的控除の金額が書かれています。
◇摘要
ふるさと納税を含む寄附金税額控除の金額が記載されている場合もあります。
■「控除」って何が引かれているの?
所得控除欄には、前年の所得から控除された各種所得控除とその控除金額が記載されています。
会社員の方であれば年末近くになると、年末調整の書類を複数枚記入したものを経理等へ提出しますよね。その書類から毎月の給与や賞与から差し引かれた、源泉徴収額と本来納めるべき所得税の差分を清算した「年末調整」が行われます。