“くみっきー”が明かすギャルモデル時代の本音。悩んだ末に見つけた「自分らしく生きる道」 (4/7ページ)
現実を知れば落ち込むことだってある。知らなければ、そんな気持ちにならずに済むので楽なのだ。現実を見なくていいように目の前のことだけに集中して、誤魔化す。そんな人も、少なくないのではないだろうか。
そんな本音をぶつけると、舟山さんはやさしいアドバイスをくれた。
「たしかに落ち込むこともあるんですけど、そもそもそれは誰かと比べているからだと思うんです。自分のことをきちんと分かってくれている、気の置けない人たちとの時間をプライベートでは長く持つ。誰かと比較することの無い状態を作って、“比べちゃう自分”をできるだけ遠ざける作業は最初に必要だと思います。
落ち込んでしまった時は素直に弱いところを吐き出して、周りから引き上げてもらう。そういうコミュニティを大切にすることも大事です」
■悩んだからこそ自分のことが分かった
話を聞いていると、本当の自分の見つけ方が上手く、自己理解が深い印象を抱くが、この考えは20代で悩んできたからこそ、少しずつできるようになってきたものだったという。
「『Popteen』時代がそうだったんですけど、表紙モデルであることや、売り上げ部数を守るために、家族に対してすごく冷たい態度をとってしまっていた時もあるんです。
でも、そこで本当に大切なものを見られなくなる自分よりは、目指すところを少し下げてでも、背伸びしすぎないで自分の今の身の丈に合ったものを選べる自分でいるということが、自分のライフプランを考える上でも、自分の長所を見つける上でも大切だと思います」
「ギャルの神様」として雑誌やテレビで生きていた当時を“完璧でいなきゃいけない”と考えていたからこそ「とにかく生きづらかった」と振り返る舟山さん。
けれど、その時代があったからこそ、多くの人が経験する悩みに寄り添った言葉と、その現状を無理にではなく徐々に変えていけるように導く方法を書くことができたのだろう。