“くみっきー”が明かすギャルモデル時代の本音。悩んだ末に見つけた「自分らしく生きる道」 (5/7ページ)
「みんなの期待を壊してしまうかなってこれまで伏せていた気持ちもあるんですけど、私もいろいろ悩んだり、背伸びしてしまっていたことは、赤裸々に出していった方が自分にとってもすごく楽だろうなっていう思いがあったので、自分に向けても書いた一冊なんです。
ついつい未来ばかり見てしまいがちだけど、きちんと立ち止まって見返す。立ち止まることは成長を止めることではなく、自分と向き合うために必要な時間なので、そういう時間を持てるような一冊にしたかったんです」
■休養がくれた、解決への糸口
そんな走り続けていた舟山さんが、休養をとったのは27歳のとき。立ち止まることに不安はあったそうだが、「芸能じゃない仕事をしてみようと思った」と一つのきっかけになったことを明かしてくれた。
「そもそもなぜ芸能の仕事だけでいこうとしていたんだろう? ってところから考え始めて、私は『Popteen』を通して、困っている人や悩んでいる人の解決を一緒にすることや、元気づけられることに魅力を感じていたことに気づいたんです。
ファンレターで『不登校なのに学校に行けるようになった』とか、『明日手術だけどくみっきーの笑顔見て頑張ろうと思えました』とか、そういう声を聞いた時に、ただの女子高生が誰かの人生に関われるってすごいことだなと思ってやっていた仕事だったので、“芸能の仕事に固執するのをやめよう”と思ったら、すごく気持ちが楽になりました」
一生懸命走っているうちに目的が変わってしまっていることは多い。だからこそ、本当にやりたいことはなんなのかを思い出すためには、きっと一度走るのをやめて休息をとり、気持ちをフラットにした状態で考えるのが大事なのだろう。
そして、舟山さんのこの経験は、今まで当たり前にやってきたことに対しても“why”を向けることで見えてくるものの大切さを知ることができる。
そうやって休養をとり、立ち止まって考えた先に「ものづくりがずっと好きだった」と改めて感じたという舟山さん。