一羽の兎が怪異を惹き起こす!平安京を襲った大火災の原因は殺された兎の怨霊だった?【光る君へ】 (2/3ページ)
兎焼亡(仮称)における被害範囲推定図(赤丸部分。画像:Wikipedia・咲宮薫氏)
この火災で式部少輔(しきぶのしょう)・甲斐守(かいのかみ)・前伊賀守(さきのいがのかみ)の邸宅も被害に遭ったのでした。
「これは兎の祟りなのか?」
「しかし火災は怪異のあった場所では起きていないし、べつに関係ないような……」
「しかしこのまま放置したら、次こそはここが焼けてしまうかも……」
協議の結果、やはり何らかの対処をすべきと決定します。
かくして3月4日には兎の怨霊を鎮めるための読経と、火災予防の火祭りが厳粛に執り行われたのでした。
これで兎の無念は晴れたのか、それからというもの、特に大きな異変はなかったようです。