男専門に体を売る若き美少年……江戸時代の男娼「陰間」は出身地により「格」が違った【前編】 (5/6ページ)

Japaaan

女形の陰間が男性客と接吻する様(宮川一笑)wiki

上方生まれは「上品」関東は「野卑」

陰間は、幼い頃に両親に売られて陰間茶屋に連れてこられる子が多く、遠く大阪や京都など上方から来る子も少なくなかったそうです。

上方の少年は、柔らかい上方言葉や物腰の柔らかさが「上品で高級だ」と評判がよく、「上方から下ってきた少年は高級」と評価されました。

反面、陰間に仕立てても、どこか動作が荒っぽく言葉使いも乱暴な江戸の少年はあまり好まれなかったとか。

そのため、関東出身の陰間は「下り」「新下り」などと称して売り出していたそうで、慣れない下手な上方弁を操って上方出身を装うことはよくあったそうです。

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