男専門に体を売る若き美少年……江戸時代の男娼「陰間」は出身地により「格」が違った【後編】 (3/5ページ)

Japaaan

江戸中期における1両は現在の5~10万円相当だそうなので、若々しい美少年を1日貸し切ると15万円〜30万円……とても、庶民が払える金額ではありません。

陰間買いをする客は、金持ちの武家・商人・僧侶が主だったようで、女性の場合は御殿女中や富裕な商家の後家が多かったそうです。

小姓吉三(歌川国貞)

陰間は、誕生した当初は戦国大名に仕える「小姓」のような衣装でしたが、次第に島田髷(しまだまげ)に大振袖という華やかな女性風の衣装へと変化してきます。

当人たちも、女性のような仕草や振る舞いを好んでしていたとか。

時代の流れで売春に対する禁令が厳しくなってくると若衆風、となっていきました。

役者同士の男色スキャンダルも

お客と陰間の男色だけではなく役者同士の男色も流行っていました。

特に話題となったのが、当時の人気役者の三代目・坂東三津五郎と、女形の五代目・瀬川菊之丞の関係。

男色の噂だけではなく、菊之丞が三津五郎の妻に手を出したなどといろいろなスキャンダルが取り沙汰されたようです。

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