婚活女子が魅せる「女性の生きづらさ」と「不安」――共感必至の映画『傲慢と善良』を語り尽くすアラサー女子座談会 (3/5ページ)

マイナビウーマン

ゆい 私も身の回りで婚活を頑張っている子が多いから、登場人物を身の回りの知り合いに当てはめながら見てしまったんだけど……真実の彼氏の架も、架の女友達の美奈子も、みんなリアルにいるよね。

ありさ 登場人物もストーリーもとにかくリアルすぎて、女子会で友達の話を聞いてるみたいだよね。さすがに婚活こじらせて行方不明になった友達はまだいないけど、私もこのまま迷走したら、真実みたいに思い詰めちゃうのかなって怖くなったよ。

まさみ 家族との関係も、地方出身の私からするとかなりリアルだった。お母さんの謎に結婚しろって圧力かけてくるところも、地元の大学が最強って思い込んでるところも、あまりにもあるあるだよね。

ありさ ストーリーがリアルだから、いつの間にか自分の身に起きた出来事みたいに、親身に感じるよね。たとえば私は、真実が上京してる自分と、地元に残ってる友達を比較しちゃうシーンがキツかった。この歳になると地元で次のステップに進んでる友達の方が幸せに見えたりもするから、余計に複雑な気持ちになっちゃったよ。

■【語れるポイントその2】主人公と自分のそれぞれの「共通点」

――真実自身が「自分らしい幸せ」を求めて迷走している姿も描かれていますし、自分の将来や今の悩みと重ね合わせてしまいますよね。

ゆい 実際、東京で働いている私たちと、地元に残って子育てしながら家まで買ってる子じゃ、全く違う人生だもんね。

ありさ 東京じゃ家は高いし狭いし、自分に買えるのかなって思ったりもするけど、だからって地元に帰ってる自分も想像つかないしね。

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