聖徳太子と『おじゃる丸』
現代人にもっともよく顔が知られている古代人といえば、やはりかつて一万円札や五千円札に肖像が使われていた聖徳太子でしょう。
彼は推古天皇の摂政として、日本の政治制度の構築や仏教の普及などについて大きな功績を残しました。
ところで、聖徳太子の最も有名な肖像画「聖徳太子二王子像」では、手に細長い板のようなものを持っています。
「聖徳太子二王子像」の一部(Wikipediaより)
時代が下って、平安時代の貴族が描かれた絵などを見ても同じようなものを手にしていることが多いですね。
あの板のような棒のようなものは笏(しゃく)といって、貴族が正装をして公の場に出るときに持つものでした。