玉川島田、元禄勝山…吉原遊女たちの髪型(日本髪)をビジュアル解説!大河「べらぼう」が百倍楽しめる! (6/8ページ)
燈籠鬢貝髷(とうろうびん ばいまげ)

江戸時代中期~後期ごろ
髪を頭頂部に集めて束ね上げ、簪(かんざし)や笄(こうがい)を巻き込んだヘアスタイル。ぐるぐると巻き上げた髪が巻貝に見えるのが命名の由来です。
江戸の遊女たちに流行し、喜多川歌麿(きたがわ うたまろ)の浮世絵にも度々描かれました。
燈籠鬢丸髷(とうろうびん まるまげ)江戸時代中期~後期ごろ
鬢を薄く調え、髪の毛が一本ずつ透けて見えることから燈籠に擬(なぞら)えられています。
髷を丸く仕上げることから丸髷と呼ばれました。
娘島田(むすめしまだ)江戸時代後期ごろ
現代でも結われている高島田髷の別バージョン。その名が示す通り、若い女性(主に遊女)が好んで結っていました。
江戸では髷の下に縮緬(ちりめん)をかけてアクセントにしています。
布天神(きれてんじん)江戸時代後期ごろ
髪を左右に分けて輪を作った銀杏返し(上方では蝶々と呼ぶ)に布(きれ)をタテがけしたスタイルで、10代半ばから30代半ばまで幅広く結われました。
遊郭が発祥で、あまり品のよい髪型ではなかったそうです。