ATMでの通話を即時検知、詐欺被害を未然に防ぐ 「通話動作AI検知センサー」をTCIが新発売 | 株式会社TCI (1/4ページ)
株式会社TCI(大阪市淀川区)は、ATM利用中の携帯電話の通話動作を検知し、ランプや音声アラームなどで注意を促す「通話動作AI検知センサー」を発売しました。詐欺被害の多くが、ATMを操作しながら電話を続ける手口で発生しており、本製品はこうした行動に早期に対応するために開発されました。AIによる動作識別により、携帯通話と見られる動作を検知すると、ATM上部などに設置された出力機器から即時に警告を発します。通信機能を搭載しないシンプルな構成で、不正アクセスのリスクを抑えながら導入コストも軽減。2025年3月に施行された大阪府のATM通話禁止条例などもあり、関心の高まる対策として注目されています。
ATM通話による詐欺手口、現場での初期対応が鍵に
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高齢者を狙った特殊詐欺被害は後を絶たず、その多くがATMを操作しながら携帯電話で通話を続けさせるという手口によって発生しています。利用者が電話越しに指示を受けながらATMを操作してしまうことで、被害は瞬く間に発生します。
こうした背景から、現場での“通話中の行動”に早く気づき、対応につなげる重要性が高まっています。2025年3月には大阪府で「ATM操作中の通話を禁止する条例」が施行され、全国的にも通話とATM操作の組み合わせが注視されるようになりました。防犯体制の強化を図るうえで、現場での初期対応を支援する仕組みが求められています。