大河『べらぼう』蔦屋重三郎・瀬川・鳥山検校、それぞれの「夢噺」と「苦悩」を回想しつつ考察【後編】 (2/7ページ)

Japaaan

蔦重が渾身の力で出版し瀬川に送った豪華な「青楼美人合姿鏡」勝川春章

瀬川が心に秘めた夢が鳥山検校を苦しめる

当道座(男性盲人の自治的職能互助組織)のトップに君臨し、権力も莫大な財産も手に入れた鳥山検校ですが、長い間、一人暗闇の中で孤独に過ごしてきたのではないでしょうか。

座敷で、目の見えない自分に吉原の掟を破って「本の読み聞かせ」をしてくれた花魁・5代目瀬川に初めて出会い、優しさ・機転・知性などに、顔や姿を見ることはできなくても惚れてしまいました。

芝居や本の話など会話をしていて楽しい瀬川は、初めて鳥山検校の暗闇の人生に「光」を差し「夢」を与えた人物なのだと思います。

そんな瀬川と一緒に過ごしたくて、1400両(1億4000万円程度)もの破格の金額で身請けし、瀬以と名乗らせ「若奥様」として迎えた鳥山検校は、夢を叶えたかのように見えます。

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