「なんで日本語ってはっきりしないの?」その理由を日本文化から考えると、日本語がもっと好きになる! (4/4ページ)
それは、相手の気持ちをよく考え、おたがいの関係を大事にするという、日本人ならではの感覚から生まれたものです。
日本語の“わかりにくさ”の中には、人と人とが気持ちよくつながるための知恵がつまっています。
もしこれから先、「どうして日本語ってこんなに遠まわしなんだろう?」と思うことがあったら、それはただの“めんどうくささ”ではなく、言葉の外にあるものまで大切にする文化なのだと、少しだけ思い出してみてください。そうすればきっと、これまでよりも日本語を少し好きになれるはずです。
参考文献
鄭 恵卿 『現代日本語の敬語における丁寧さの研究』1991 成山 重子『日本語の省略がわかる本: 誰が?誰に?何を?』(2009 明治書院) 魏春娥 「日本人と外国人日本語学習者の敬語使用に関する考察: アンケート調査結果の分析を中心に」(2013 『山口大學文學會志』63)日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan