伝説の英雄がたどった晩年…日本海軍の名参謀・秋山真之はなぜ新興宗教にハマった?【坂の上の雲】 (4/5ページ)
秋山真之(画像:Wikipedia Public domain)
そしてもう一つ、秋山真之が大地震が起こると予言したことでした。
「大正6年(1917年)6月26日、大地震が起こるぞ!」
これには流石の出口王仁三郎らも困惑、風説を流布せぬよう諭したそうですが、秋山真之は聞き入れません。
「アシ(私)は未来が見える時がある。かつてロシアのバルチック艦隊が、対馬沖を進んで来るのを、決戦の3日前に見たんじゃ。今回も間違いない!」
秋山真之が霊夢を見たエピソードは前から出口王仁三郎に相談しており、それが入信のキッカケになったとも言われています。
あの頭脳明晰で知られた秋山真之の神がかった作戦は、ひとえにこの霊能力に支えられていたのか……?
周囲は戸惑ったものの、ついに和解を見ることなく、秋山真之は大正6年(1917年)5月に大本教を去ったのでした。
果たして秋山真之の予言は本当に起きるのか……大本教の本部では大地震に備えて固唾を呑んだと言います。
しかし結局大地震は起こらず、いよいよ秋山真之も焼きが回ったかと胸を撫で下ろしたことでしょうか。
