大河ドラマ『べらぼう』のサブタイトル「蔦重栄華乃夢噺」の”乃”は”之”じゃダメ?それぞれのニュアンスを考察 (2/4ページ)

Japaaan

蔦重栄華「乃」夢噺とは

山東京伝『箱入娘面屋人魚』より、蔦屋重三郎。

乃という漢字は、音読みでダイ・ナイ。訓読みで「すなわち」「なんじ」「の」と読みます。

【読み方の例】

ダイ:乃父(だいふ)なんじの父。父親が子供に対する一人称。 ナイ:乃至(ないし)数量などの範囲を示す言葉。 すなわち:イコール。たちまち。既に。 なんじ:相手に対する二人称。 ~の:前後の単語をつなぐ言葉。

意味合いを知りたい時は、訓読みにフォーカスすると分かりやすいでしょう。

つまり蔦重栄華「乃」夢噺とは、このような意味と考えられます。

①蔦重の栄華とは、すなわち夢話(噺)である。

②蔦重の栄華とは、あなたの夢話である。

ここから転じて、もう少し自然なニュアンスに噛み砕いてみましょう。

①蔦重の栄華はまさに夢のように儚い物語であった。

②蔦重の栄華はあなたが夢見る物語であった。

この「あなた」とは様々なニュアンスに解釈できますが、恐らくは蔦重の初恋相手である瀬以(小芝風花。元あざみ→花の井→五代目瀬川)と考えられます。

かつて二人で夢見た物語は、どのような結末が描かれるのでしょうか。

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