諸説ある平賀源内(安田顕)の最期を紹介。孤独と狂気にハメられた天才…【大河べらぼう】第16回放送レビュー (3/6ページ)
しかし初見のガラクタを予備知識なしでこねくり回して、動くまでに持っていくのは容易なことではありません。
実用化できなかったから、虚仮脅しの絡繰り仕掛けで終わってしまったエレキテル。歴史でもしもの話をしても仕方ないものの、仮に源内先生が命を永らえていたら、この電気仕掛けを世の役に立つよう改良できた可能性もなかったとは言えないでしょう。
電気技術が未発達であった当時において、源内先生は時代の枠にはまり切らなかったのかも知れませんね。
多彩すぎた平賀源内の活躍
得意顔の源内先生。何でも出来すぎる多才さが、かえって仇となったのかも知れない。NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」公式サイトより。
かくして非業の死を遂げてしまった源内先生ですが、劇中で言われるような「何一つ成し遂げなかった」ということはないでしょう。
平賀源内は学者・蘭学者・医者・事業家・文筆家・芸術家・発明家と、才気煥発な生涯で知られ、確かに失敗も少なくありませんでした。
しかし失敗の多さは挑戦の多さであり、ほとばしる意欲と才能を天下に示した軌跡は、令和の現代においても人々に勇気と感動を与えています。
ここでは平賀源内が後世に残した作品の一部を紹介しましょう。