なんと古代人も糖尿病に!?古代の日本人は何をどう食べていた?木簡や古文書から読み解く当時の食文化【後編】 (3/3ページ)

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実は、写経生たちの足・目の病気はこの栄養の偏りが原因だったのではないかと考えられています。それは何でしょうか。

豊かさの難点

現代であれば、このような食事を続ければ高血糖になる可能性が高いでしょう。

そこで考えられるのが糖尿病です。糖尿病の合併症には足や眼に症状が出るものがあるからです。

写経生の足の病気は、これまで「長時間座って写経したため足が痛くなったのだろう」と言われてきました。

しかしこうした学際的な研究によって、現代人のように生活習慣病に悩まされていた可能性も出てきたのです。

古代人の食事が意外に豊かだったとはいえ、そうした「豊かさ」にも難点があったのは、今も昔も同じだったのです。

参考資料:
中央公論新社『歴史と人物20-再発見!日本史最新研究が明かす「意外な真実」』宝島社(2024/10/7)
画像:photoAC,Wikipedia

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