江戸時代の吉原遊廓で一夜を共にするといくら?花魁との遊びは今の価値で12万円超!【大河べらぼう】 (4/5ページ)
散茶女郎(さんちゃじょろう) 梅茶女郎(うめちゃじょろう) 端女郎(はしじょろう) 留袖新造(とめそでしんぞう)
散茶とは粉末のお茶。振らなくても色と香りが出ることから「客を振らない≒嫌な相手でも断る権利がない」女郎を意味します。
梅茶とは薄め(うめ)茶に通じ、つまり散茶女郎の埋め合わせ(準じる女郎)という意味でした。
端女郎はその名の通り、末端の女郎です。表通りに軒や籬(まがき)を連ねる大見世~小見世では、彼女たちが最下級ランクとなります。
ちなみに留袖新造とはまだ客をとるには早い(※基本的に、遊女見習いである新造は客を取らない)ものの、容姿が悪かったり妓楼の都合だったりで、見世に出されました。
当然遊んでいてぎこちないし、不始末も多いのですが、そういう芋っぽい遊女を「ワシが育てた」感覚を楽しむ客もいたことでしょう。
切見世に蠢く女郎たち
ここまでが、吉原遊廓の表通り。いわゆる「ちゃんとした」遊女たちでした。
今度は吉原遊廓の裏通り、切見世(きりみせ)と呼ばれる魔窟?で春をひさいでいた遊女たちについても見ていきましょう。
切見世とは長屋を襖一枚で間仕切りし、そこでお客をとる粗末な空間です。
切見世という語源については諸説あり、以下いくつか紹介します。
①一切(ひときり。