江戸時代の吉原遊廓で一夜を共にするといくら?花魁との遊びは今の価値で12万円超!【大河べらぼう】 (5/5ページ)
線香1本が燃え切るまでの時間。約30~60分)ですべて済ませるから。
②長屋を襖で切り分けるから。
③ピンからキリまでのキリ(最下級)の見世だから。等々
裏通りはそれぞれ河岸(かし)と呼ばれたことから、彼女たちも河岸女郎と呼ばれました。
他にも局女郎(つぼね。一部屋の意味)や鉄砲女郎(細長い空間&撃ちっ放しの意味)とも呼ばれています。
彼女たちの揚代は一切(ひときり)あたり100文(約2,500円)だったそうです。
実際にかかる費用は揚代×約2倍?
ここまで遊女たちに支払う揚代をランク別に紹介してきました。
しかし吉原遊廓で支払うのは揚代だけではありません。
例えば引手茶屋や遣手、妓楼に禿・新造(見習い遊女たち)そして芸者などに祝儀を払う必要があります。
※実態はともかく、形式上は客と遊女の擬似結婚を演じることから、参列者に祝儀を出さねばなりません。
また遊女たちに飲食してもらうために出前をとる必要もあるため、実際には揚代の倍以上の費用がかかることも少なくありませんでした。
ここでケチったら野暮というもの。ということで、吉原遊廓で遊女たちと遊ぶ場合は安くて5~10万円、高ければ20~30万円以上の出費となったようです。
終わりに今回は吉原遊廓で遊女たちと遊ぶ際の出費について紹介してきました。
NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」でも、吉原遊廓で散財する客たちの様子が描かれています。
他にも遊女たちの暮らしについて、また紹介したいので、お付き合い頂けたら幸いです!
※参考文献:
安藤優一郎 監修『江戸を賑わした 色街文化と遊女の歴史』カンゼン、2018年12月日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan