「なぜあの会社は無駄なく回るのか」属人化を防ぐ秘密兵器「マニュアル」 正しい作り方をマニュアルのプロが解説 (2/3ページ)

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それぞれが勝手に判断して独自のやり方で進めていたら、顧客対応に差が生じるうえスムーズに物事が進まなくなるでしょう。何らかの製作過程においても同じこと。マニュアルがなければ作り手によって商品の品質が変わってしまい、大きなトラブルにつながりかねません。
マニュアルがあるからこそ、仕事がスムーズに進み、問題発生時にはきちんとした一定の対応が可能なのです。結果的に作業効率がアップするので、企業の業績にも良い影響を与えます。

―手順書との違いを教えてください

マニュアルとよく間違えられるのが「手順書」です。
どちらも業務をスムーズに進めるための方法が記載されていますが、違いとしては対象の大きさです。
手順書:個人やチーム単位での小さな特定作業
マニュアル:業務全体に関する大きな流れや工程

手順書は、標準作業手順書(SOP)や作業標準書とも呼ばれているもので、作業の流れや細かい過程などに焦点を当てたものを指します。
たとえば、手順書をみればソフトウェアの設定が問題なく完了したり、マシンの使い方や故障時の対応がわかったります。
しかしマニュアルのように、業務全体のイメージやその工程、ノウハウ、クレームトラブル時には誰に質問するかなどについては書いてありません。
マニュアルという大きなものの中に、一部内容を抜粋してさらに詳細に記したものが手順書と言えます。

―マニュアルには何を載せるべきでしょうか

マニュアルに共通して記載すべき情報には、業務の概要 ・全体の流れ・業務や操作の手順といった項目が挙げられます。

  
・業務の概要
マニュアルには、業務の概要を記載する必要があります。業務の対象者や意義、業務開始前に知っておくべき基礎情報などを記載しましょう。

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