名ばかり将軍たちの悲哀…室町幕府はなぜ ”ゆるブラック企業” 的な存在に?トップの無力ぶりを検証 (4/4ページ)
この時代の将軍たちをただ「無力だった」と見るのではなく、時代の流れや制度の限界を映し出した存在として見ると、歴史の見え方が変わってきます。
“肩書きがすべてではない”。そう語りかけてくるような、静かな重みが室町将軍の背中にはあったのかもしれません。
参考文献
呉座勇一 著『応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱』(2016年 中央公論新社) 山田徹(他)著『鎌倉幕府と室町幕府 最新研究でわかった実像』(2022年 光文社) 渡邊大門 編『諍いだらけの室町時代 戦国へ至る権力者たちの興亡』(2022年 柏書房)日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan