いい人でいなきゃいけない理由なんてない。小芝風花が考える“自分の人生を生きるコツ” (2/6ページ)

マイナビウーマン

けれど、二回目の人生の美紗は今までは当たり前に受け入れていたことに対して『やっぱりこれっておかしいよね?』って気づいて、今度はちゃんと攻撃していくんです」

その“攻撃”の演じ方ひとつをとっても、監督と相談を重ねながら演じ分けた小芝さん。監督含め、製作チームが韓国ということもあり、言語の壁は多少あったそうだが、きちんとコミュニケーションを取った上で作品作りができたと語ってくれた。

「美紗の攻撃も“すごく分かりやすくトゲを出す”のか、表情とかはいつも通りなのに“言ってることがちょっといつもと違うって麗奈に思わせる”のか、『ここは思いっきりやろう』『ここは普段の雰囲気で毒を吐こう』とどちらの方が効果的なのかをそれぞれのシーンで監督と色々相談して決めていきました」

復讐を計画する中で、美紗は一度目の人生では接点のなかった上司・鈴木亘と思いがけず親密になる。クールな外見とは裏腹に純粋で一途な彼との出会いは、復讐のみに傾いていた美紗の心に新しい風を吹きこむ。

小芝さんは「亘さんに“あなたは悪人になりきれないから助けたい”って思ってもらえるような存在でいないといけないので、美紗の真っ直ぐさはブレたくない」と“強くなった美紗”の中にも優しさや迷いが残るように意識したそう。そのバランスにこそ、小芝さんが大切にしたヒロイン像がある。

「変に気が強くなりすぎても、美紗のキャラクターに矛盾が生まれてしまうような気がしたんです。復讐するために強くならなきゃいけない部分もあるので、ちょっと嫌味を言ったり、攻撃するところはあるけれど、視聴者の方や亘さんが『応援したい』『ちゃんとこの子には幸せになってほしい』と思ってもらえるような、ヒロイン像にしたいなっていうのはずっと思っていました。

美紗のいいところは、亘さんが助けてくれようとした時に『助けてもらったら一度目の人生と変わらない。自分でちゃんとやらないと意味がない』とハッキリ言えるところだと思うんです。

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