いい人でいなきゃいけない理由なんてない。小芝風花が考える“自分の人生を生きるコツ” (4/6ページ)
一番自分が楽でいられるように、自分らしく生きたいなというのはすごく思います」
人生は一度きりだと分かってはいるものの、改めて言われるとハッとさせられる言葉が多い本作は、改めて自分の人生を見つめ直すきっかけになりそうだ。
■未来の自分が後悔しない生き方を
今回の役を通じて、小芝さんご自身の人生を振り返るきっかけもあったのかを尋ねると、「高校生活、もっと遊んでおけばよかったなぁって。なんか変に真面目だったから」と、少し照れくさそうに笑いながら語ってくれた。
「当時、事務所のレッスンが毎日17時ぐらいからあったので、放課後遊べなかったんです。でも、一日ぐらいサボって遊びに行けばよかったなって(笑)。テスト勉強をファーストフード店で友達とするのが夢だったんですけど、できてなくて……。自分に厳しすぎたところもあったので、もう少し学生生活で楽しい思い出を作りたかったとは思います。
でも、そのおかげで今があるのも確かなんです。サボらずに毎日レッスンに行っていたから、信頼関係を築けた。全部は全部否定しないけど、少しでも先の自分が振り返った時に、あの時は全力で楽しんでたとか、全力で仕事できてたって思える自分でありたい。10年後の私が後悔しないような生き方を今の私ができたら、一番いいなって」
私たちは、美紗のように人生をやり直すことはできない。けれど、未来の自分が後悔しない選択をすることはできる。最後に、役を通して改めて感じた“自分の人生を生きるコツ”を聞くと、小芝さんは「基本的に、自分よりも人を優先しちゃう人って、自分よりも人を思いやれるってことだからすてきだと思うんです」としつつも、「ストレスなくそれができる人だったらいいけど、自分が苦しい思いをしたり、悩んだり、無理をして人を優先して“いい人”でいなきゃいけない理由なんてない。自分の周りの身近な人だけに優しくすることを心がけてたらいいんじゃないかなって。私自身も、ちょっとずつ自分を楽にする方法を模索してます」と自身の経験を踏まえてアドバイスをくれた。