江戸時代は”ウグイスの糞”を美白ケアやシミ消しの美容法に使用していたという驚きの事実 (4/4ページ)
今回は、江戸庶民の美容を支えたウグイスの糞について紹介してきました。
鳥の糞 顔のハタケの 肥やしなり
【意訳】鳥の糞を、顔というハタケの肥やしにしている。
ハタケとは単純性粃糠疹(たんじゅんせいひこうしん。子供に多い)の通称で、農作の畑とかけています。
特にウグイスの糞は、シロナマズ(尋常性白斑の通称)と合わせてよく効くとされていました。
鶯の 糞でみがいた 花の露
【意訳】花びらに乗った露のように美しい顔は、鶯の糞で磨き上げたものだ。
何だか「あんな汚いものを……」と揶揄しているようで、少し嫌な感じですね。人々の美容にかける情熱を笑っているのかも知れません。
これからも化粧品は進化を続けていくでしょうから、百年後や千年後の人々が、どんなもので美を追求していくのかが楽しみに思えます。
※参考:
(74) 今も生きてる銭湯由来の化粧品「ウグイスの糞」|【公式】東京浴場/東京都浴場組合 化粧品用語集|ライブラリー|日本化粧品技術者会SCCJ 渡辺信一郎『江戸の生業事典』東京堂出版、1997年5月日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan
