『べらぼう』松平定信(井上祐貴)を転落へと追い詰めた事件とは?正論の押し付けが仇となり一橋治済とも対立 (6/6ページ)
今回は松平定信が失脚した尊号一件を中心に紹介してきました。
やっと憎っくき田沼を追い落としたのに、一橋によってその座を追われてしまう様子は、諸行無常を感じられてなりません。やはり、ラスボスは治済だったようですね。
清濁併せのむことで長期政権を維持した意次に比べて、定信は融通が利かなかったようです。
とかく堅物で世に疎まれた印象の定信ですが、どこまでも天下に対して忠義を尽くしたことは間違いないでしょう。
果たしてNHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」では、定信政権がどのように幕引きされるのでしょうか。
心して見守りたいと思います。
※参考文献:
高澤憲治『人物叢書 松平定信』吉川弘文館、2012年12月 田中暁龍『近世の公家社会と幕府』吉川弘文館、2020年12月日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan
