江戸文学『東海道中膝栗毛』実は男同士の駆け落ちもの?タイトルの意味や内容をわかりやすく紹介 (3/5ページ)
江戸を出発する時点で30歳(満29歳)、弥次郎兵衛とは親子ほどの年齢差です。
元は陰間(男娼)をしており、弥次郎兵衛とは馴染みの関係。弥次郎兵衛と一緒に駆け落ちしてきたのでした。
江戸にやって来てからは商家の使用人として奉公したはいいものの、店のカネを使い込んだ上に女将さんへ言い寄ったことでクビにされてしまいます。
また色男(自称)でもあり、手ぬぐいをかぶってナンパを試みたら、間違えてふんどしをかぶっていたというドジな一面も。
手ぬぐいと 思うてかぶる ふんどしは
さてこそ恥を さらしなりけり【歌意】手ぬぐいと思って晒(さらし)のふんどしをかぶり、恥をさらしてしまった。
とまぁ、こんな二人が旅に出るのでした。
『東海道中膝栗毛』の旅程
小田原宿にて。五右衛門風呂で大騒ぎ。「東海道中栗毛弥次馬」より
弥次喜多コンビが江戸を出発し、伊勢参りを果たすまでは、このような旅程となっています。