吉原遊廓はまるで“ひとつの社会”…女郎屋に暮らす人々の役割とリアルな日常 (2/4ページ)
「べらぼう」吉原遊郭を仕切る楼主(忘八)は差別対象!なかには自殺してしまった楼主も…
「大河べらぼう」にも登場!遊女屋の主人「忘八」が忘れた“八つの徳“とは?詳しく紹介
楼主、お内儀の図 北斎「吉原遊廓の景」(部分)ボストン美術館蔵(文字加筆・筆者)
遣り手(やりて)
実際、悪い人ではなくとも女郎屋の経営は生半可な覚悟でできるものではなく、経営者としてシビアな側面が必要であった事は間違いないでしょう。
しかし女郎に全く感謝がなかったかといえばそうではなく、毎年正月には女郎たちに新しい小袖をプレゼントしていた事も事実でした。
楼主、お内儀の図 北斎「吉原遊廓の景」(部分)ボストン美術館蔵(文字加筆・筆者)
遣り手(やりて)
いわゆる「遣り手ばばあ」とはここからきています。妓楼には、女郎の世話を焼く中年女性がかならず1人いました。それが遣り手です。

