『べらぼう』で有吉弘行が演じる服部半蔵正礼の生涯。黄表紙を愛したことが皮肉な結果に… (4/5ページ)

Japaaan

定信の失脚後

老中首座となり、辣腕を振るう松平定信。NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」公式サイトより。

やがて寛政5年(1793年)に定信が失脚し、所領の白河へ帰った後もその政治を支えます。

文化7年(1810年)に房総半島の沿岸防備が下命された時は、現地で後詰(ごづめ。後方支援など)を担当しました。

文化9年(1812年)には定信が隠居し、嫡男の松平定永(さだなが)が家督を継いだ後もこれを補佐し続けます。

やがて文政6年(1823年)に定永が伊勢国桑名へ転封されると現地へ同行し、翌文政7年(1824年)閏8月14日に87歳で世を去りました。

墓所は顕本寺(三重県桑名市)、法名は賜錦院智信道元日記居士(しきんいん ちしんどうげん にっきこじ)。

賜錦院とはかつて松平定邦より錦嚢(錦の袋)を賜ったことが由来です。

また最後の日記居士とは、天明3年(1783年)から文政5年(1822年)まで約40年間にわたって日記『世々之姿(よよのすがた)』を書き続けたことに由来します。

『世々之姿』には幕府や諸藩との交流や紀行文、書状の写しなど多岐にわたる内容が記され、貴重な史料となりました。

「『べらぼう』で有吉弘行が演じる服部半蔵正礼の生涯。黄表紙を愛したことが皮肉な結果に…」のページです。デイリーニュースオンラインは、白河藩松平定邦松平定永服部正路服部正覧カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る