『べらぼう』で有吉弘行が演じる服部半蔵正礼の生涯。黄表紙を愛したことが皮肉な結果に… (2/5ページ)
NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」公式サイトより。
服部正礼は元文3年(1738年)、服部半蔵正覧(まさみ)と服部正武女(まさたけ娘)の子として誕生しました。
幼名は長吉、幼少期から絵草紙(えぞうし、草双紙)が大好きで、元服してからも毎年新刊を買い求めるほど熱烈なファンだったそうです。
やがて宝暦6年(1756年)に200石を知行し、安永3年(1774年)に父が亡くなったため家督と1,000石を承継しました。
松平定邦(さだくに。定信父)・定信の2代に家老として仕え、忠勤に励んだことでしょう。
妻には松平定豊女(さだとよ娘)を迎え、子に服部正路(まさみち)・岡本約斎(おかもと やくさい)を授かっています。
天明3年(1783年)に天明の大飢饉が発生した際は、定信の指揮を受けて白河藩の国内対応に当たりました。
適切な処置が功を奏して、領内では一人も餓死者が出なかったと言います。
この功績で名声を高めた定信は幕政改革に抜擢され、老中として幕閣に加わりました。
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