高橋一生×青木崇高 10/19スタート『連続ドラマW 1972 渚の螢火』 高橋一生スペシャルインタビュー&場面写真公開!! (2/5ページ)
Q:今回の撮影を経て沖縄の印象
沖縄には何度か遊びに行ったことがあります。地元の方と一緒にいろんな所へ行き、いろんなものを見ました。
ひめゆりの塔や、普段は入れないような防空壕にも入らせてもらったのですが、今回真栄田という役の視点が半分入っている状態で現地に入ると、これまでとは感覚が少し違いました。
1972 年を背景とした今回の沖縄の話は、まだ生々しさが残っていますし、この年の5月15日、本土復帰の日に全部が変わったというこの感じは、他のどの国を探してもあまりないような気がします。
行く先々で現地の方々に話しかけたのですが、本当にたくさんの話をしてくださって。それを聞いていると「自分がやる意味はあったかもな」と思いました。
この経験は自分の中で良い経験になっています。
「コザ暴動(※1)」という言葉は知っていましたが、実際に現場にいた方の話を聞くとイメージがまったく違っていました。
居酒屋で「よし、やってしまおう」と始まって、車をひっくり返しに行ったんだそうです。
「それでいつ終わったんですか?」と聞くと、「何となくなんですよね〜」とおっしゃっていました。
この感覚は、ものすごく生々しいと思うんです。
やはり人間の限定的・局所的な衝動に対する鎮静の仕方や収まり方は、誰かが押さえ込んでということではないんだなと思いました。
自分たちの気が済むところまでいったら「何となく」ゆっくり凪いでいく感じが、波のようで自然だなと思いました。